2009年9月12日土曜日

出資法



タイトル見たら、こむずかしい感じですが、気楽に読んでください。

そもそも利息制限法での上限金利は、もともと18%なのに、

ほとんどの業者は18%を超える貸し付けを行っていた、

なんででしょう?

答えは、利息制限法ではなく、出資法に基づいて貸付を行っていたからです。

この出資法って言うのが、結構厳しくって、契約書面の受け渡しや、

毎回対面で領収書を渡さないといけないとか、預かり金の禁止とか、

結構きびしい法律だったんですね。

いま、過払い請求が最盛期ですが、元はといえば、


この出資法で決められている、対面で返済受けて領収書を発行っていうのが、

ATMや無人機のおかげで実質無理になったことが発端なんですね。

最高裁が、ATMでの入出金を出資法での営業の範疇ではないと判決したもんですから、

業界は激震しましたね。

何度も何度も裁判してましたが、最高裁の判例は覆らず、

ことごとく業者が負けてましたね。

そんなわけで、いまの消費者金融は経営難に陥っている?のかな。

実際、消費者金融のビジネスモデルの崩壊とまで言われてます。

さてさて、去ったとはいえ、知り合いはたくさん勤めてますんで、

これからの業界の行く末が心配ですね。

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