2009年12月4日金曜日

暗い話題ばかりです。

武富士が11月頃から、新規貸付をほぼ停止状態と。

手元の資金の流出を抑える目的らしいが、

金貸しが金貸さんようになったら終わりですね。

今後利益が生まれないということは、成長が止まったということ。

企業がいったん成長を止めてしまえば、あとは徐々に弱っていくのみ。

恐らく、今後、武富士の生き残りは難しいでしょうね。。。

気の毒なのは申し込んで審査を受けた人。

必要があって申し込んだんやろうに、武富士の会社都合で、

本来なら借りられたものを断られている。

借りれたにせよ、断られたにせよ、審査はしているので、

申し込み情報が情報センターに登録されて、

他社で再度申し込みした時に悪影響が少なからずあったはず。

貸す気がないならテレビでCMとかやってる場合じゃないですよね。

内田有希ちゃんがやってるCM,最近も見た気がします。。。

最近は結構すごい芸能人も出てますよね??

山田ゆうちゃんとかタモリさんとか、鈴木あみちゃんまで。

テレビでCMやってるうちは大丈夫なんですかね??



2009年12月1日火曜日

生き残り

軒並み消費者金融株が暴落してます。

アイフル、武富士に至っては、いつ潰れてもおかしくない??

私が消費者金融に勤め始めのころは、まさにこの世の春と

言わんばかりの儲かりっぷりでしたが、いかんせん

同業他社との連携がうまくいっていなかったようにも。

結果、他社を出し抜こうと強引な取り立てや、

貸しすぎの状況が生まれたようにも思います。

何度もいいますが、弱者保護ほど難しいものはないですね。

借りる側が一様に弱者と決めつけ、儲けすぎを揶揄され、

弱体化した消費者金融業界を見ると

「おごれる平家久しからず」「諸行無常」の感じがひしひしと

伝わってきます。

なんでも、消費者金融の衰退とともに、パチンコ業界の

遊戯人口も減少しているとか。

「風が吹けば桶屋がもうかる」

その逆もまたしかりと言うことですね。

ただ、貸出審査が厳しくなるものの、

貸したくないわけではないので、

他社で借り入れのない人は今からどんどん

良い条件で借りられる時代になるでしょうね。

もう3件以上借りている人は、いくら年収があっても、

審査通らないと思いますよ。。。

今のうちにカードだけでも作っておくのもいいかも。


とくにプロミスとか、アコムは銀行系列なんで、

調達金利も他社より低いことを考えると、

30日無利息が出来たり、約定金利が低くていいと思います。

まあ、いまはどこも生き残りをかけてのサバイバルが

始まっているんで、少しのことで優劣が決まりそうですね。

今後も消費者金融業界から目が離せないです。

2009年11月17日火曜日

武富士も。









アイフルの私的整理に続いて、

武富士も転換社債の発行で調達した資金の一部を

投資家に債務の減額や猶予を求めたらしい。

あいかわらず厳しい経営を余儀なくされている業界である。

過払い返還金の増大のおかげで、アイフル、ロプロ、武富士

といった業界でも大手の大手が経営難に。

法律というのは本当に難しいものだとつくづく思わされます。

今朝の朝刊にも失業者の救済のための給付金を、

暴力団員が騙し取ったという記事が。

弱者救済のための措置が、大手の企業を潰したり、

先行きが立たなくしたりしているところが恐ろしい。

さしずめ多重債務者の過払い返還金で大儲けしてる

司法書士や弁護士は、今朝の記事に置き換えれば、

暴力団員ということになるのでは??

もちろん、ホントに困っている債務者を救済している

司法書士や弁護士がいることは言うまでもないですが。

人間の作る法律や施策に、完璧なものなどないということですね。




2009年11月3日火曜日

経営破たん

ロプロ(旧日栄)が経営破たんしたと昨日の夕刊に。

儲けすぎと揶揄されていたのに、不祥事や過払い請求で

自力での再建が不能になってしまったと。

実は、大学時代、就職活動で一番初めに面接を受けたのが

日栄でした。たまたま他社の内定が出たので、日栄には

就職しませんでしたが、もし、勤めていたら、

あの不祥事に巻き込まれていたか、馴染めず辞めていたか・・・

過払い請求は本当に債務者のための法律なんでしょうか?

私には、弁護士や司法書士のための法律にしか思えません。

助かった債務者も多いでしょうが、大きな会社が

潰れてしまうほどの法律が出来てしまうのはどうなんでしょか?

いい塩梅、いい加減っていうのが出来ないものなんでしょうかね。

実際、日栄のおかげで助かった企業も多いと聞きます。

私の知り合いも、この不況で勤めていた会社が倒産の憂き目にあい、

以前会社がロプロに多額の融資を受けており、それが完済していた、

でも助けてもらった恩があるので、過払いの返還は求めないと。

そして潔く会社をたたんだそうです。

今の日本に義理人情を求めるつもりはありませんが、

出る杭は打たれる、そんな社会ですが、

うまくやっているのに打たれない、そんな杭になりたいですね。

実際、まわりにもそんな人がたくさんいますしね。





2009年10月14日水曜日

審査通るんですか・・・

【三井住友銀行グループのアットローン】5秒回答、最高300万円

かなり厳しい審査基準のようですね。

近々、消費者金融時代の友人と会う予定です。

最近の新規獲得状況について伺ってみます。

恐らく7割くらいは断ってる状況では?

必要なお金を借りられないとなると、

人はどうするんでしょうね?

趣味や娯楽のために借りるのであれば、

我慢すれば済むことですが、冠婚葬祭や、

医療費、その他もろもろのどうしても必要だけど、

手持ちが足りないとき・・・

貯金してなかったことを悔やむしかありませんね。。。



2009年10月4日日曜日

過払い金返還請求




困っている人の味方であるべき弁護士や司法書士が、

消費者金融の過払い金請求で金儲け。

ねずみ小僧は奪ったお金を還元したけども、

どうやら一部の悪徳弁護士や、悪徳司法書士は

9割近い返還金を報酬として受け取っていたらしい。

相場は返還金の3~4割で、2007年の過払い金が

9000億超なので、単純計算で2700憶円くらいは

弁護士や司法書士の報酬として発生したってこと。

そら儲かるからテレビのコマーシャルはやるは、

返還金が少ない人や見込めない人は断るはで

お祭り騒ぎでしょうね。

もちろん、いつまでも飯のタネには出来ないのは

解ってらっしゃるので、いま必死で多重債務者を

探し集めているんでしょうね。

特に長期間返済と利用を繰り返している債務者を。

2009年10月2日金曜日

裁判所の話。



普通に生活していて、裁判所とか行くこと無いですね。

日本人は裁判って悪いイメージないですか?

悪人を裁くとか、どっちかといと刑事裁判のイメージ。

私も同じで、務めるまでは裁判所は無縁の生活でした。

はじめて裁判所に行った時も、すごく緊張したのを覚えてます。

その時もあまり良い話はなかったんですけどね。

破産、調停、債務整理が中心で、たまに給料の差押えの

手続きとかも。怖いですね。払えるのに払わないと、

給料を法的に一部差し押さえたりするんですよ・・・

あー怖っ。

そういえば、ひこにゃんで有名な彦根城。

なんと彦根城の敷地内に裁判所があるんです。

面白いですね。

お城のお堀の橋を渡って出廷するんですよ!

ちなみに、彦根城の中には学校もあるそうです。

債務整理は自分でも出来ます。

ご利用は計画的に・・・



2009年9月29日火曜日

初めて裁判所へ

入社して半年くらいしたころ、私が配属された支店には

男性の先輩社員がおらず、わざわざ隣の支店の先輩に連れられ、

裁判所へ連れていかれました。

そこでは、支払いが行き詰まり、破産宣告まではいかないが、

ギリギリのところで救済を求める多重債務者と調停委員、

債権者が話し合いを行う場が。

まあ、すでに調停委員とは電話で話し合いは済んでいるんですが。

今はやりの利息制限法に引き直し、そこからの利息もストップ。

なんて素晴らしい法律でしょう。

まあ、借りるときに納得ずくで借りた金利を引きなおさせるんですから、

多少強引といえば強引な手段ですが。

これが一番手軽な法的な債務整理  「特定調停」


素人でも本を見ながらや裁判所に相談に乗ってもらいながらできる、

一番簡単な債務整理です。

もちろん、特定調停では、払い過ぎた金利は戻ってきません。

今はやりの過払い請求は  「不当利得返還請求」


こっちも個人でも勉強すれば十分できる債務整理です。

弁護士や司法書士を通せば、手数料でン十万とられたり・・・

まあなんでも自分でやってみることですね。




2009年9月27日日曜日

金利が安い



消費者金融の金利がドンドン安くなってますね。

聞いたところによると、初回の貸出時から、

顧客に100万円までの貸付枠を設ける業者も

多いみたいです。

総量規制が本格的に施行される前に、

たくさん貸しておこうという狙いでしょうか?

そのかわり、100万円までの契約を望まない

顧客に、契約してもらうために、18%以下の

契約を用意しているみたいですね。

実際のところ、消費者金融業界は、それで

儲かっているのでしょうか??

はなはだ疑問です。

2009年9月24日木曜日

今は昔




他のサイトを見ていても、いまだに

「借りやすいのは武富士」

「アイフルなら借りられる」

そんなキャッチコピーを目にしますが、

どうやら武富士もアイフルも、資金難から

新規の貸付基準を厳し目に設定している様子。


代わって、借りやすいかどうかは別として、

新規貸付の1位に躍り出たのがレイク。

アコム、プロミスと競り合っている様子ですが、

新規貸付に一番積極的なのはレイクみたいです。

広告を見ていても、やはりレイクのキャンペーンが

抜きん出ているように思えます。

しかしながら、無利息や金利軽減のキャンペーンのせいで

顧客の定着率では、あそらくアコムやプロミスに比べると

劣っているのではないでしょうか?

そう思えば、レイクの新規顧客獲得のキャンペーンが、

いかになりふり構っていないかがうかがい知れます。

審査基準が各社、差がなくなってきているように思えます。

借りやすいところという概念はなくなりつつあるのかも知れません。

2009年9月23日水曜日

新情報

どうやら、総量規制の規定も柔軟になりそう?

当初、年収の1割までと言われてましたが、

どうやら3割まで大丈夫そうです。

年収500万円の人が50万円までしか

借りれないか、150万円までしか

借りれないかでは、結構変わりますよ。

消費者金融各社も、かなり厳しい状況ですが、

アコム、プロミスはメガバンクの保護下、

経営も安泰だそうです。

逆に、先日書いたアイフルや武富士は、

今後、かなりの苦境に立たされるとの見方です。

どうやら、銀行からの融資が見込めず、

貸し付けも鈍っているとか・・・

不景気なのは、法律のせいか??


2009年9月18日金曜日

はじまりました。



今日の夕刊に、消費者金融の大手が、

「返済猶予要請へ」という見出しで載ってました。

今まで散々債務者から返済猶予を申し込まれても、

何が何でも回収してきたくせに、

その会社本体が返済猶予を申し立てるとは・・・。

おかしな話ですよね。

強引な取り立てで問題になった業者です。

もちろん、そのせいで業績は落ちたので、

報いは受けたかも知れませんが、

それ以上に表に出ていない悪質な取り立て行為も

あったはずです。

このように会社として、堂々と返済猶予を申し立てるとは、

正直信じがたいですね。

ヘンな話、法改正で淘汰されるべき業者なのかもしれませんよ。




いま、立て直しを図ろうとしていても、今後、総量規制などで

業界を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。

これまで厳しい取り立てを行ってきたんだから、

今回は潔く「返済猶予」とか言わずに、自力でなんとか

すれば良いのにと思ってしまいますね・・・。

横並びの時代



もう昔のように、消費者金融が儲かる時代は終わった。

間違いなく終わりましたね。

これからは、優良顧客を取り合う、新規客を取り合う、

それでもやって行けずに合併やМ&Aが活発になる。

間違いないですね。

私のところにも「収入証明書提出のお願い」が

来てました。クレジットカードでキャッシング利用してるので、

それでなんですが、内容が酷い。

「提出していただけなければ、今後利用が止まります」と。

偉そうに!!僕は提出しません。貸付出来なくなれば、

利益が無くなるのは向こうなのに、そんな上から目線な通知では

到底、提出してやる気になれませんね。各社、総量規制の

施行が迫ってきているので、対応に追われているようです。

もし、あなたが借り入れのない、初めてのお客様なら、

恐らく神様のような扱いを受け、優遇され、なんならお金も

貰える?ぐらいの対応をされますが、自分の年収の10%を

超える借入をしているのならば、業者は手のひらを返したように

あなたのことを邪険に扱うでしょう。

2009年9月16日水曜日

どこの会社が働きやすい?



ノルマが厳しそうなイメージですが、それはどこの業界でも同じ。

やはり残高1位の会社や、1位を狙えそうな会社はノルマが

かなりきつかったみたいですね。

当時、1位の会社の離職率はずば抜けていました。

ほとんどの社員がストレスやノルマに耐えられず、

辞めていくような中で、結果を残す社員には

それなりの待遇が待っていたようです。

20代前半の管理職も多かったようですし、

女性の管理職も多かったみたいです。

そして、若くして年収1000万円なんてのもザラ。

さすが業界1位は違うなぁ、なんて話をしていたら、

「おまえなんかうちで良かったやん!T社なんか行ってたら、

とっくにやめてるで!給料がいいってことは、それだけ大変やねん」

ごもっともな意見だと思いました。

そして、ノルマに耐えきれず、厳しい回収や不正で世を騒がせたり。

当時の1位、2位の会社はよく事件起こしていたような気がしますね。

上司が部下を殴って訴訟が起こったり、強引な貸付で、

不動産担保ローン契約をしたり。



本人の名義じゃないのに、痴ほう症の親に担保提供させたりを

結構強引にやってたみたいですね。

人間、まっとうに生きるが一番。

いくら1位になっても、ルールを犯して犯罪者になったんでは意味無いですね。



2009年9月14日月曜日

死亡診断書




残念な事に、借金を苦に、自ら命をたつ人もたくさんいました。

初め、遺族から死亡診断書が送付されてきて、

それを見た時は、診断書の、みかたも解らなかったんですが、

先輩社員から「ここに死んだ時の内容が書いてあるんやで」と

言われ、みたときは気分のいいものでは無かったです。

場所や死に方などが書かれているので、想像して怖くなったり。

自殺の原因の一端を担っていると思うと嫌な気持ちになりました。

その気持ちは、慣れることもなく、通知がくるたびに嫌な気持ちに。

お金のことで死ぬなんて、考えられなかっただけに、誰かに相談したり、

逃げたり、死ぬ以外の方法を考えられなかったのだろうかと、

そんな葛藤を持ったまま仕事していたのを覚えています。


真面目な人は、開き直ったり出来なかったんでしょうね。

もし、まわりに、お金のことで悩んでいる人がいたら、

死ぬほどのことではないと言ってあげられるといいですね。