2009年8月31日月曜日

選挙の話。

選挙に立候補する人って、お金持ちのイメージですよね?

でも、中にはそうでない人も、当然います。

立候補するための供託金を、消費者金融で借りる人も!!

ウソみたいな話ですが、ホントの話です。

あと、テナントに入っていたビルのオーナーが、市長さんだったり、

その市長さんの縁故者が、経営ガタガタにして、

テナントビル崩壊したりとか。崩壊っていっても破産ですけど。

そんな話もいろいろ聞きましたよ。

ちなみに、供託金借りた立候補者は、見事に当選してました。

ある意味、ギャンブルのタネ銭を貸した気分でしたね。


2009年8月28日金曜日

借りにくい時代です。

どうやら新しい貸金業規制法が本格施行されたみたいですね。

業界を離れるきっかけにもなった法改正ですが、

今となっては全く興味もなく、どうなったのかというのは、

以前の同僚からの話づてに聞く程度です。

消費者金融の主任者には国家資格制度が導入された?

みたいなことを聞きました。

いまさら勉強させられるとは思わなかったとボヤく同僚。

それだけ国からの監視がキツクなっているんですね。

2009年8月27日木曜日

差し押さえ

支払いが滞り、支払い能力があるにも関わらず、

支払いをしない人がいた場合、なんと怖い・・・

給料を差し押さえしたりも出来るんです。。。

裁判所が認めた場合に限りますが、

給料を消費者金融に一部とはいえ、

差し押さえられたら、人事部や偉いさんには

借金のことモロバレです・・・

払えるなら払おう借りた金。。。

2009年8月26日水曜日

得する話

消費者金融ってノルマ厳しそうでしょ?

確かに、厳しいところもありますが、

ある程度は出来る範囲で頑張ってました。

回収の話ですが、払えないお客さんに、

いかに払ってもらうかが問題でした。

毎回のように支払遅れたり、

どうしても払えないお客さんには、

利息を止めて、支払いのみにしたり。

だから、どうしても支払いが出来なくなったら、

相談するか、ほっとくか(笑)

そのうち、向こうから言ってきますよ!!

「利息止めるから払ってくれ」って(笑)

もちろん、普通に支払うのが一番ですけどね。

2009年8月23日日曜日

いまでこそ、収入証明がないと貸してもらえないですが、

昔は気軽に借りられたもんですね。。。

ただ、高額の貸付に限り、収入証明をもらうというルールが。

もちろん、そこには、いろいろな不正が。

顧客の収入証明を改ざんするなどの手法が横行し、

社内的にも大問題に。

ルールを守らないと、罰則が。

それにより、会社を離れる人も。

借りる方も、貸す方も、モラルがないといけませんね。

2009年8月17日月曜日

困ったお客様

お金を無担保で貸すのだけが消費者金融の

お仕事ではありまえん。担保ローンにも

力を入れているカード会社も多かったです。

なかには、不動産の資産価値を知りたい為、

嘘の申し込みをするお客様もいました。

申し込みする意志があるふりをして、

審査させるんですね。それで、いざ融資の

話になると、のらりくらりと・・・。

あげく逆ギレする人もいましたね。

いろいろな人間性が見える、面白い仕事でした。

2009年8月15日土曜日

逆ギレ

クレームが多かったのは、督促通知に関してですね。

何らかの理由があって、連絡が取れないお客さんには、

督促通知を送ってたんです。

もちろん、親展のシールハガキですが、家族の方は

平気で開けますから、借り入れがバレる。

なかには、再三連絡依頼しているのに、無視しつづけ、

あげく通知が来たら「家族にばれた」と逆ギレする顧客が

たくさんいましたね。

消費者金融は、クレジット会社にくらべると、イメージ悪いんで、

家族にばれるともめることが多いみたいですね。

内緒で借りるなら、返済期日を忘れないように。

2009年8月12日水曜日

借りる理由

もちろん、お金を借りる理由は人それぞれです。

でもやっぱり多いのが、ギャンブル。

パチンコ、競馬が多かったですが、

なかには株式投資の資金を借りに来るお客さんも。

私が勤め始める前はバブルのころで、ホントに多かったらしい。

いまはFXとかの資金に借りる人とか多そうですね。

モバイルでも気軽に投資できるから、アイフォンFXとかも人気ですね。

次に多いのが、女性関係。

昔は圧倒的に男性の方がお金借りる人が多かった。

やっぱり女性へのプレゼントや、キャバクラ、風俗に通う人が

お金を借りる傾向が強かった。

いまはみんなホント借りる理由が様々で、

それだけ時代が多様化してきたということですね。

困った話

消費者金融で働いていると、困ったお客さんに出会うことも。

有名なラーメン屋さんのオーナーだったんですが、

貸付後、一度も返済が無いまま、連絡が取れなくなりました。

仕方なく、自宅へ訪問すると、止まっていた車は高級車。

その車はアウディ京都での話ですが、まわりもお金持ちそうな

家ばかりでした。結局、そのお客さんは、一度も返済することなく

弁護士から債務整理の通知が来ました。恐らく、弁護士費用を

消費者金融から借りたんでしょうね。

後輩の話

これは私が消費者金融に勤めていた時の後輩の話です。

その日も、連絡が取れなくなった顧客の自宅へ訪問へ。

マンションのドアには、他の消費者金融の通知がはさまっており、

どうやら他社も訪問した後だったらしい。

留守のようなので、同じようにドアに督促通知をはさみ帰社。

数日後、その顧客が亡くなったと診断書が届きました。

借金を苦に自殺する人も数多くみてきました。

借金のことで悩むのはわかりますが、誰かに相談することが大事ですね。

その後輩が先日、自宅へ遊びにきまいした。

彼も今は消費者金融を辞めて、別の仕事についてます。

彼も息抜きにブログをしてるそうです。

情報発信にはブログは便利ですね。

2009年8月9日日曜日

拉致?

私が勤めていた消費者金融の同期の話。

連絡のつかなくなった顧客の自宅へ訪問。

自宅前で呼び出していると、いかにも強面の二人組があらわれ、

両脇を抱えられ、車に押し込まれたそうです。

どうやら、顧客本人と間違えられたらしいのですが、

なんとも嘘のようなホントの話。

お金は借りても返さないと、怖いですねー。

2009年8月8日土曜日

事務所移転

私が勤めていた消費者金融の入っているテナントビルは、

駅前ではありましたが、相当古いビルだったこともあり、

勤め始めて1年くらいで移転することになりました。

その時、チラリと敷金礼金を見せてもらったんですが、

なんとも法外な値段でした(>_<)

消費者金融がテナントに入るということは、

ビルの治安や、イメージに悪影響を及ぼすと考えられていたんですね。

大阪の小さい都市の駅前です。なんと2000万円近い金額でした!!

それを払えるというのも、消費者金融が儲かっていたということですね。

2009年8月6日木曜日

訪問にて

消費者金融の仕事で、大切なのは、貸付と回収です。

これは、私が訪問回収の時にあった出来事です。

貸したものの、回収不能になる債権も多数ありました。

その日も、連絡が取れず、自転車で顧客の自宅へ訪問しました。

事前に、住宅地図で場所を確かめ、向かったのですが、なんと表札が・・・

顧客の表札の上からガムテープで別人の名前が書き込まれていました。

あとから上司に教えてもらったんですが「占有屋」って呼ばれる人たちが、

債務者の不動産を差し押さえられる前に、占拠するということがよくあるらしい。

そのお宅も、その人たちに乗っ取られ、表札も書き換えられていたんですね。

普通のお宅だったんで、住んでいた人たちはいったいどこに行ってしまったんでしょう?

怖いお話ですね。ご利用は計画的に。。。

2009年8月5日水曜日

多重債務者

私が消費者金融に勤めていたころ、借りにきたお客さんのほとんどが、

既に他の消費者金融から、お金を借りている状態でした。

たまーに、初めての方のいましたが、だいたいがそうでした。

結構、大手の消費者金融だったんですが、やはりもっと大手の消費者金融で借りてるんですね。

ちょうどアコムが「むじん君」を導入して、他社も追従しているときでした。

当時、かなり画期的なシステムだったと思います。お金を借りるプレッシャーが、無人だと

かなり軽減されるもんですからね。ところが、便利な一方、大量の多重債務者を増やしたのも事実。

消費者金融同士の競争も激化。あっという間に多数の多重債務者を産む結果になってしまいました。

いまは年収証明を元に、年収の何割しか借り入れが出来ないって法律があるみたいですね。

実は借りにくくなってきているんですねー。ご利用は計画的にですねー。

2009年8月2日日曜日

防犯対策

銀行や消費者金融は、お金を取り扱うので、強盗や横領などの犯罪が起こりやすい。

私が勤め始めたころは、大した対策はなかったんですが、度重なる事件や、

大手の消費者金融で起きたガソリン強盗の影響のせいで、外国の銀行みたいな

お客さんと店員の間にアクリルの仕切りをつけたり、有事の際は、黙ってお金を差し出す、

そんなマニュアルなどが出来ました。

今から考えたら、かなりのローリスクで犯罪おかせちゃう状況でしたね(笑)

だからって、良からぬことは考えないように・・・。

たしかに、キャッシングしすぎたり、カードローンで借り過ぎたり、

そんな人が犯罪に手を染めることが多かったですね。

ご利用は計画的に。

2009年8月1日土曜日

過払い請求

消費者金融業界を揺るがす、大事件。過払い請求の最高裁での判例。

最高裁が、利息制限法での引き直しを認めたことにより、業界が震撼。猫も杓子も過払い請求。

支払いに困ってない、お金持ちの顧客が、内緒の小遣いにと使っていた分まで請求しようとする始末。

でも、過払い請求すると、事故情報が情報センターに登録されることを知らず、

銀行との取引が停止になった人もいます。払えるなら払いましょう、カードローン。

もちろん、本当に支払えなくなってしまうような人にまで、貸し付けていたのも事実。

貸し過ぎも悪いし、返せるのに返さないのも悪いし。どっちもどっちです。